レジオネラ属菌対策
レジオネラ属菌問題は、ずべての温浴施設で対策が必要です。
平成8年、東北地方でレジオネラ属菌問題が発生したとき、温泉に現実については、誰も実態を調査していませんでした。
複数の自治体から、「レジオネラ属菌について、教えて欲しい」との連絡があり、実態調査と対策方法を行いました。
様々な方法を試しましたが、やはり「塩素系薬剤」の使用しかない、ということに。
当時、都道府県担当者とも話をしていき、「泉質は勘案していく必要がある」ということを強く伝えました。
その後、平成13年ごろから、全国の温泉施設で問題が発生。
法令改正を含めて、行政とも話を進めていきました。
現在の、レジオネラ属菌対策の、基本を作りました。
昨年、レジオネラ属菌問題が、大きく報道されました。
対策が、まだまだ不十分な温泉施設もあります。
泉質に応じた対策を行わないと、有毒ガスの発生などもあり、逆の効果となります。
インバウンド需要で、温泉に多くの観光客が訪れています。
利用者が、安心して利用できる温泉となるよう、対策をきちんと行う必要があります。