湧出量低下

源泉の、湧出量低下についてのご相談。
「温泉の汲み上げ量が少なくなっているのですが、なんとかなりますか?」。
湧出量低下の原因を、まず確認。
自噴なのか動力なのか。
動力なら、インバーターを使用しているのか。
温泉成分から、スケール付着を推定。
その他温泉成分以外の付着物の想定。
図面と温泉成分表を送っていただきます。

揚湯は、動力。
インバーターは、使用していない。
ポンプの故障は、無さそう。
炭酸カルシウムスケールの付着は、源泉内においては、あまりない。
地上部で、有機物が確認されている源泉。
電流値を確認。

源泉内で、有機物がポンプストレーナーに付着しているのでは、と推定。
源泉管理している会社は、「ポンプ引き上げをしてみないとなんとも言えない」との報告書が出ている。
源泉内に、対応薬を注入することに。
半日後、通常揚湯量に復帰。

ポンプを引き上げて点検等を行うと、源泉が数日使用できなくなりい、費用も莫大にかかります。
地上部からできることを試してみる、ということを行い、通常営業。
定期的な、地上部からの対応を提案して、現場引渡し。

日本全国の、温泉コンサルタントをしています。

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