鎌倉から珠洲市へ

能登半島地震が発災し、多くの方が被災されました。
鎌倉市では、珠洲市にトイレトレーラーを搬送しました。
このトイレトレーラーは、山﨑浄化センター広場をスポーツ広場整備をするとき、購入したものです。
鎌倉市は、スポーツをする場所がなく、数少ない深沢多目的広場も、昨年末で使用中止。
3年前から、スポーツ課に「スポーツができる広場の確保をなんとかしてほしい」と要請してきましたが、なんら動かず。
「土地がありません」で終わり。
ならば、と中沢が目をつけたのが、山﨑浄化センター広場。
ここは、出初式などを行なってきた広場です。
所長に確認すると、「国庫補助金で土地購入していますので、国の許可が必要です」。
国に確認。
「鎌倉市から申請があれば許可します」。
再度、所長に確認すると、「スポーツ課から正式に相談がないと動けません」。
スポーツ課長に、「子どもたちのために、なんとか動いてほしい」と要請。
しかし、このことに現市長が難色。
国は、特に期限を決めていませんが、現市長が「3年」と期限。
理由は、よくわかりません。
鎌倉市から国に申請をして、許可となりました。
山﨑浄化センター広場のトイレについて、所長に「施設内のトイレを利用できるようにしてほしい」と要請しましたが、外部の利用に難色。
女子選手も増えていることから、女子トイレにつても協議し、職員のアイデアで「トイレトレーラー」となりました。

昨年12月にトイレトレーラーが届きましたが、能登半島地震の発災を受けて、急遽届けることに。
職員機転は、いいと思います。
今回、珠洲市のトイレトレーラーがどうなっているか、確認に行きました。
珠洲市は、まだ水道が復旧していません。
手を洗う水も、タンクで補給。
利用は、並んで利用されていました。
中を確認しますと、水道が復旧していませんので、どうしても清掃がきちんとできない。
せめて、使い捨てのトイレ掃除布巾があれば、と感じました。
鎌倉市は、送るだけ、ではダメです。
メンテナンスや維持関係は、被災地ではできません。
鎌倉市が、きちんと対応すべきことです。

多くの方にご利用いただいており、復旧が始まって、必要がなくなる日が早く訪れることを願います。

手洗い用タンク

トイレトレーラー

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